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(事例01) 越中寿し本舗おかだや 富山の宝・立山連峰を古代米で表現 押し寿司「立山の賦」を県内外に |
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「夕日を浴びて赤紫色に輝いている立山連峰を見て、寿司でその美しさを表現したい」と思ったのが、この寿司誕生のきっかけ。シャリ中央の古代米は立山連峰、その上のコシヒカリは降り積もった雪というところだろう。ネタは鱒、鮎、鰻の3種。新しい押し寿司の開発に取り組む二代目と若女将は支援を受けながら、ホップ・ステップ……。 |
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(事例02) 株式会社上久 地元の魚で練り製品を作り、直販するシステムを成功させたい |
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かまぼこは富山の代表的な特産品のひとつだが、主原料は海外から輸入される冷凍すり身。それを、富山をはじめ近海でとれる鮮魚でつくろうと思い立ったのが事の始まりだった。商品化のための技術支援、設備支援、販路開拓支援を受けて事業を進めていく中で、「世の中、捨てたもんじゃない」と社長はどんどん意欲を増していくのであった。 |
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(事例03) 有限会社五万石 待つだけでなく、打って出る事業を 「薬膳おせち」を全国へ |
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地元はもちろんのこと東京でもお店(和食料亭)を構える同社だが、店舗でお客様を待つだけでなく打って出ようと、「海鮮鍋セット」や「ブリ大根」などを商品化してネット市場でも好評を博してきた。そこで新たに「美食薬膳おせち」を開発。折からの地域資源活用事業にも採択され、富山の新ブランドとして全国に発信することとなった。 |
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(事例04) 株式会社T・M・C 電動カッターにかわる画期的なギプスカッターを開発 |
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骨折経験のある方はご存じであろう。ギブスを取り外す時には電動カッターを使って切断するが、その際の恐怖は尋常なものではない。それを、ワイヤー1本を通してギブスをカットしようというスグレモノがこの商品。その1本のワイヤーができるまでには、ステンレスワイヤーの編み方、太さの調整に骨の折れるような苦労もあったのだ。 |
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(事例05) 株式会社富山サンダーバーズベースボールクラブ 球団・選手の元気が地域を興す |
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数多くの地元企業の出資を受けながら設立された、富山サンダーバーズ。北信越BCリーグ4球団の一員として産声を上げ、元気とやまの創造に一役買うことになった。平たくいうと同社もベンチャー企業。「創業・ベンチャー挑戦応援事業」に採択されるとともに、県民の熱烈な支援・応援を受けて初年度は戦いに臨んだのであった。 |
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(事例06) 株式会社ニッセイテクニカ 世界で初めて実用化!ユニバーサルデザインのトイレットペーパーホルダー |
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同社のパピーメィトは、トイレットペーパーを自動的に繰り出し、折りたたんで、カットする装置。誰でもつくれそうだが、軟らかい紙を安定的に繰り出し、カットする技術はなかなか難しく、同社の開発が世界で初めてとなった。あとは販路の開拓が課題。機構の支援を受けながら、病院や福祉施設、公共施設へと普及を図って行くと……。 |
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(事例07) 日本オリゴ株式会社 業態転換して違った分野に進出するも… 恩師らの支援も受け、生産方法を開発 |
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繊維製品をつくっていた会社が一大決心して業態転換し、オリゴ糖の生産に乗り出した。厚労省の「トクホ」制度の追い風を受けて徐々に販路を拡大。営業の柱をもうひとつ確保しようとガラクトオリゴ糖の生産を試みるものの、技術と設備の壁が立ちはだかった。そこで当機構と県立大学が支援し、効率的に生産する技術を確立して販売に乗り出した。 |
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(事例08) 株式会社ポラリス 看護師の経験を活かし、24時間体制の訪問看護ステーションを運営 |
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平成17年の医療制度改革により、23年までに介護保険適用の療養病床が廃止される。今後ますます医療・看護・介護の連携が必要になるが、看護師の経験を生かして、訪問看護ステーションを創業。事業計画の立案、定款などの法人に必要な書類、従業員雇用の際の注意事項など、運営に必要なアドバイスを細部にわたって受けた。 |
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(事例09) 山口アルク株式会社 冷凍ます寿司を商品開発!富山の寿司文化を世界へ発信 |
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本業は建設現場などで使う足場の組立てや仮設機材のリースなど。建設市場の先細りに備えての新分野進出であった。急速冷凍と解凍の技術を確立したことで、製品化にメドがつき販売を開始。販路開拓支援を受けて出展した展示商談会では多数の引合いを得て、増産のための新工場の建設にも乗り出した。「冷凍ます寿司」が空を飛ぶ時代になった。 |
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(事例10) 株式会社横山製作所 特殊技術を蓄積し、耐熱ペットボトルの量産化を可能に |
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ペットボトル飲料は、日本中あふれるようになってきた。その容器の製造は国内では大手2社が占めてしまうのが現状だ。同社では3年前から飲料用ペットボトルの生産に乗り出し、このほど150度の高温にも耐えるペットボトルの量産化の設備を整えた。それを支えたのは、県の経営革新計画の承認。大手2社に食い込む時が楽しみになってきた。 |
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