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「NEAR2006 inとやま」間もなく開催
北東アジア4カ国の部材企業が富山に集結
 

第4回 世界をリードする環日本海経済交流
「NEAR2006 inとやま」間もなく開催
北東アジア4カ国の部材企業が富山に集結

 来る9月6日(水)、7日(木)に開催される「NEAR2006 in とやま」。今回は中国のほかに、韓国、モンゴル、ロシア沿海地方の企業も加わり、約150社が富山産業展示館(テクノホール)に集結。各社自慢の技術・製品を紹介しようと会期前からヒートアップしている。

 

約150社の部品・材料企業が出展

 
 展示商談会は、富山県と日本貿易振興機構(ジェトロ)等が北東アジア地域の経済交流の活性化を目指して99年度にスタートしたもの。続いて02年度、04年度と開催し、今回で4回目である。本年度より当機構も主催団体に加わり、従来にも増して実りある展示会にしようと準備を進めている。
 国別・地域別の出展企業数(団体含む)は、中国が114社・団体、韓国17社・団体、モンゴル3社・団体、ロシア沿海地方1社・団体となっている。業種別では、工作・産業機械部品、鋳造・金型・金属加工・アルミ、電機電子機器部品、自動車部品、プラスチック成型、精密機器部品などの各メーカーを中心に出展しており、これらの企業から寄せられる商談希望内容は輸出だけでなく、生産受託、販売提携、合弁企業設立まで幅広い。
 技術を持った多様な外国企業が出展する本展示商談会では、無料通訳サービスが充実。中国語、韓国語、英語通訳を会場内にバランスよく配置し、商談や情報収集をサポートします。また、会期中および会期後も環日本海経済交流センターやジェトロ富山で北東アジアとの貿易や投資実務についてコンサルティングを受けることができるので、この展示会を通して強力なビジネス・パートナーと出会って下さい。  


成約率が高く、契約額が急増

 
 参考までに、過去3回の商談件数、契約件数(見込み含む)、契約額(見込み含む)をそれぞれ紹介すると、99年度は1,359件、220件、464万ドル。02年度は1,845件、239件、975万ドル。前回の04年度は1,238件、391件、1,659万ドル。契約額が回を重ねるごとに大幅に伸びている。
 中国や韓国などの貿易促進機関では、県内企業の部品調達のニーズ調査を踏まえ、NEAR展示商談会にマッチする企業を絞り込んで出展を呼びかけてきた。
 中でも熱心なのは天津市の企業群。中国国際貿易促進委員会の天津市分会、海外連絡部で部長助理を務めている魏建平さんは地元企業の取りまとめ役として奔走した1人で、「今回、自動車産業が発展している天津からは15社、中でも鋳造関連の企業が多く出展します。これらの企業は、すでに日本や欧州のメーカーに輸出しており、高い生産技術を持っているところがほとんどで、好評を博しています。多くの企業の皆様に来場していただき、私たちの技術を見ていただきたい。そして商談できることを望んでいます」と出展企業に代わってPRに余念がない。
 もう1人、この展示会に期待を寄せている王樹勲さん(同委員会の大連市分会展覧二部・部長)の言葉を紹介しよう。
  「大連からはすでに過去3回NEARに出展しています。これまで300~400社の日本の企業の方々と商談を行い、多くが成約しました。この展示会は成約率の高い展示会です。今回大連からは14の部品メーカーが参加しますが、高度な技術的要求に応えられるメーカーばかり。ぜひ展示ブースに来てください」
 「NEAR2006 in とやま」では展示商談会のほかに、北東アジア地域の経済交流の現状や展望についての基調講演やパネルディスカッション、投資環境説明会も併催。詳しくは下記ホームページで紹介していますので、ご覧下さい。ホームページより基調講演等への参加申込みや商談の予約、また出展企業を紹介するオフィシャルカタログ(無料)を申し込むことができます。なお展示会のご来場見学は、予約は不要で自由にご覧いただけます。

   「NEAR2006 in とやま」の案内  http://www.near2006.jp/
   


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