令和6年度 産学官オープンイノベーション推進事業費補助金(追加募集)交付先の決定について
令和6年度 産学官オープンイノベーション推進事業費補助金(追加募集)について、審査の結果、補助金交付先を次のとおり決定しました。
【成長産業分野全て(五十音順)】
企業名 | 研究の内容 | |
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1 | ケーシーアイ・ ワープニット株式会社 (南砺市) | 【研究名称】 たて編編成技術を用いた災害時にも快適なテキスタイルの開発 【概 要】 高ソフト糸を用いて高ストレッチ性を有する凹凸構造とすることにより、凸面に撥水機能、凹面に吸水機能を持たせ、肌面からの水分を常時凹面に移動させ、災害時などに長時間着用しても快適性を保てるようなテキスタイルの開発を行います。 |
2 | 阪神化成工業株式会社 (富山市) | 【研究名称】 牡蠣殻を活用した災害用水タンク容器の開発 【概 要】 産業廃棄物として廃棄している牡蠣殻の資源化と、震災などの自然災害で発生する断水への備えを目的に、プラスチックに牡蠣殻を混ぜて強度等性能を高めた水の保管タンクを開発します。牡蠣殻水タンクを家庭内の水回り(キッチン、トイレなど)に設置することで、被災時の飲料水や生活用水のインフラを提供するプロジェクトを実施します。 |
3 | 株式会社ミヤモリ (小矢部市) | 【研究名称】 廃棄繊維から作る炭の研究とその活用法の研究開発 【概 要】 洋服の生産工程では大量の生地の端切れが排出され、社会的な問題となっています。そこで現状廃棄物となっているものから何か製品が作れないかと考え、過去には端切れを原料に鉛筆の芯を作り、服の鉛筆を製品化しました。今回の研究では廃棄繊維を炭化し、性質の研究及び脱臭剤等その他製品への展開を検討・研究します。 |
本事業の概要(抜粋)
本事業は、県内に事業所を有する企業(以下「代表企業」という。)等と大学等高等教育機関、公的試験研究機関(以下「大学・公設試」という。)の研究者等で構成される産学官連携グループ(以下「グループ」という。)による共同研究開発事業を補助することにより、県内企業の新商品・新技術開発、事業化を支援し、県内企業の競争力強化を図ることを目的とするものです。
1.グループから、本事業目的に沿った共同研究開発提案を募集します。
2.審査委員会において研究開発提案を採択し、補助金を交付します。
3.事業終了後、各グループは研究成果の実用化・事業化を進めていただきます。
4.実績報告会(非公開)とパネル展示(公開)により、成果を発表していただきます。