第15回 株式会社ランブール |
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婦人物ファンデーション一筋60年 機能を充実させてさらに飛躍を |
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このコーナーを開けて、さぞや驚かれたことだろう。記事の冒頭に下着姿の女性の写真が写し出され、「えっ!?」と思われた方がいるかもしれない。ビジネスの栄枯盛衰を物語るコーナーだけに、読者には男性の管理職、あるいは経営サイドが多いのではないかと編集子は推測しているのだが、びっくりしてサイトを閉じようとされた方もいるのではないだろうか。でも、まじめなビジネスのお話だから、最後までお付き合いいただきたい。
今回の取材先は、下着業界では老舗のランブールだ。創業は1948(昭和23)年。一貫してOEM(相手先ブランド)で婦人物下着をつくってきたため、社名はあまり知られてはいないものの、業界ではW社と同様の存在。60年に及ぶ同社の足跡は、日本の婦人物下着の近代史と重なっている、といっても過言ではなく、二代目社長の鴨島榮治氏にそのあたりをうかがった。 |
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