第24回富山県工業技術センター 生活工学研究所 |
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生活用品等の開発を支援するユニークな公設研究所 安心・安全・心地よい・使いやすいがテーマ |
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前回に引き続いて、県工業技術センター。同センターには高岡市の中央研究所の他に南砺市の生活工学研究所、富山市の機械電子研究所があるが、今回は、前身が繊維研究所で、平成9年にリニューアルした生活工学研究所を訪ねた。
同研究所のテーマを一言で表わすならば、「衣住遊」。「遊」というと娯楽の開発支援かと思いきや、スポーツ用具の開発支援。ゲートボールやパークゴルフが盛んになった時、木製のステックが金属製に徐々に代わっていく中で、ボールを打つ時の金属音(キーンという音)が不快という声が消費者から起こり、金属ステックでも木製のような「カーン」という快音が出るように開発支援をしたのが同研究所であった。
繊維、住空間・ライフサポート、スポーツ関連の製品開発を支援する研究所は全国的にも珍しく、分野ごとに最近の開発支援事例をうかがった。
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職人技をITで再現。大リーガーのバットもここで生産 |
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人感センサのデータで体調不良を予見できれば… |
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厚手の丈夫な生地で、涼しい作業服を開発中 |
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