令和8年度 産学官オープンイノベーション推進事業費補助金交付先の決定について
令和8年度 産学官オープンイノベーション推進事業費補助金について、審査の結果、補助金交付先を次のとおり決定しました。
【重点支援分野:単独企業枠】
| 企業名 | 研究の内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 株式会社スフィンクス・テクノロジーズ (主たる事業所:富山市) | 【研究名称】 次世代EVの蓄電池冷却用アルミ材の均一加熱ろう付けのためのIH工法に関する研究 【概 要】 次世代EVで要求される急速充電を実現するため、蓄電池冷却能力を高める必要があり、冷凍サイクル冷却システムが導入される。ここで複雑形状のアルミ配管継手のろう付けが必要になるが、現在主流のバーナ加熱では品質が安定しないため、「短時間昇温する均一加熱システム」を搭載したIH工法を開発し、接合品質を安定化する。 |
【重点支援分野:サーキュラーエコノミー推進枠】
| 企業名 | 研究の内容 | |
|---|---|---|
| 1 | ダイヤモンドエンジニアリング株式会社 (魚津市) | 【研究名称】 コーヒー滓由来食品用ナノセルロースの製造技術及び高機能化に関する研究 【概 要】 コーヒー滓に含まれるセルロース及びヘミセルロースを活用し、食品用途に適したナノセルロース素材の製造技術を研究開発する。 従来、廃棄処分、あるいは一部、肥料や飼料などの低価値でのリサイクル化はされているものの、コスト負担を強いられている現状をふまえ、未利用資源を高付加価値食品素材へ転換し、飲料等への応用可能性を評価する。さらに、生成収率向上の実用化を目指す。 |
【成長産業分野全体枠(五十音順)】
| 企業名 | 研究の内容 | |
|---|---|---|
| 1 | アファン株式会社 (富山市) | 【研究名称】 微細藻類イカダモを用いた低コスト高密度連続培養技術と高付加価値バイオマス用途評価技術の開発 【概 要】 微細藻類は工業材料や飼料などへの活用が期待されている一方、実用化に向けた低コストで安定した生産技術の確立が課題となっている。本研究では、微細藻類「イカダモ」を大型水槽で安定して培養・収穫する技術を確立し、用途評価を行うことで工業材料や飼料、肥料などへの活用と事業化を目指す。 |
| 2 | 株式会社カムイワークスジャパン (富山市) | 【研究名称】 パークゴルフクラブのヘッド物性・性能とシャフト性能・感性の統合による暗黙知の数値化 【概 要】 パークゴルフクラブのヘッド物性・性能とシャフト性能・感性を体系的に数値化し、両者の性能・感性マップを統合して最適性能領域を導出する。従来は暗黙知に依存してきた設計を、物性・性能・感性の関係性として形式知化して、デジタル設計へ橋渡しする研究である。 |
| 3 | 株式会社タカギセイコー (高岡市) | 【研究名称】 AI技術を用いた金型自動見積エンジンの開発 【概 要】 熟練者の経験に依存していた金型見積業務に対し、過去の膨大な見積実績から主要20項目のパラメータを構造化し、AI技術を用いて過去の類似案件を根拠とした即時回答システムを構築する。これにより、見積精度の平準化とリードタイムの短縮を実現する。 |
| 4 | 株式会社フルテック (高岡市) | 【研究名称】 物資運搬ドローンの多用途化を実現する汎用アタッチメントベース及び防災・救助支援アタッチメントの開発 【概 要】 本研究は、物資運搬ドローンの多用途な運用モデルの構築を目的として、汎用アタッチメントベースを開発する。また、搭載機能や飛行特性を活用し、防災・救難支援が可能となるアタッチメントシステムの段階的な実践的検証により、災害分野や広範な民生分野での活用可能性を検討する。 |
| 5 | L’Equipe HOSOI (富山市) | 【研究名称】 国際品質規格に準拠した製造業向け設備保全DX基盤の構築とデータ活用 【概 要】 設備保全管理システムに、国際品質規格が要求する保全KPI算出と予備部品管理の機能を実装し、これらを通じて得られるデータと既存の故障履歴などの蓄積データを入力情報として、高度な分析と改善策を提示する設備保全支援AIを、富山県立大学との共同研究により開発することで、設備保全DXを推進し突発故障の防止と生産性向上を実現する。 |
本事業の概要(抜粋)
本事業は、県内に事業所を有する企業(以下「代表企業」という。)等と大学等高等教育機関、公的試験研究機関(以下「大学・公設試」という。)の研究者等で構成される産学官連携グループ(以下「グループ」という。)による共同研究開発事業を補助することにより、県内企業の新商品・新技術開発、事業化を支援し、県内企業の競争力強化を図ることを目的とするものです。
1.グループから、本事業目的に沿った共同研究開発提案を募集します。
2.審査委員会において研究開発提案を採択し、補助金を交付します。
3.事業終了後、各グループは研究成果の実用化・事業化を進めていただきます。
4.実績報告会(非公開)とパネル展示(公開)により、成果を発表していただきます。