―廃材を活用したアップサイクル創出プロジェクト「BACCAIng ばっかいんぐ」—
国際情勢の流動化、生産年齢人口の減少など、ものづくり産業を取り巻く環境が大きく変化し、サーキュラーエコノミー(循環経済)の構築など、新たな環境・社会価値の創出が求められています。県と公益財団法人富山県新世紀産業機構では、3 月に改定した「富山県ものづくり産業未来戦略」に基づき、成長が期待されるサーキュラーエコノミーなどの異業種連携による価値の創出、産学官連携でのオープンイノベーションによる研究開発など、本県ものづくり産業の飛躍・発展を目指して競争力の更なる強化に取り組んでいるところです。
令和6 年度は、こうした取り組みの一環として、「廃材活用/アップサイクル」をテーマに異業種連携による新たな価値の創出に向けたカンファレンスを開催し、情報発信いたします。
カンファレンスでは、県内の産業廃棄物の状況を視察後、クリエイティブな人材を活用して新たなアップサイクル事業を創出するための創造会議を開催することとしており、このプロジェクトをBACCAIng(ばっかいんぐ)(※)と名付けました。
※BACCAIng(ばっかいんぐ)とは
このプロジェクト名は、「始末」を意味する富山の方言「ばっかい」に由来します。始末とは、ものごとの始めから終わりまで責任をもって関わり、きちんと全うさせること。ムダにしないという意味も含まれます。ばっかいの心がけをつねに忘れず、そして継続していくという意志を込めてing をプラスし、BACCAIng(ばっかいんぐ)と名付けました。また、Business And Circular Creative Action の頭文字でもあります。
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