政府は、令和4年5月に「女性版骨太の方針2022」を策定し、女性の健康課題を解決する「フェムテック」が明記されたことに伴い、国内ではフェムテック製品開発やサービス提供に取り組む機運が高まっています。富山県においても、男女共同参画の推進を掲げ、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」を、健康経営として導入する企業を支援するとともに、ヘルスケアコンソーシアム事業の一環としてフェムテック関連製品開発の支援を実施しています。本セミナーでは、県内企業がフェムテック製品に関心をもち、開発の活性化に役立つよう、女性活躍推進のための支援施策およびフェムテック市場の現状や最新動向について紹介いたします。
とやまヘルスケアコンソーシアム事業
フェムテックセミナー【参加費無料】
日時
令和5年9月27日(水)14:00~16:00 (13:30受付開始)
場所など
公益財団法人富山県新世紀産業機構 技術交流ビル 2階研修室 (参加費無料)
内容
講演Ⅰ
「男女共同参画の推進」
講師 富山県知事政策局 女性活躍推進課 副主幹 宮原 裕美恵 氏
【概要】少子高齢化が進む中、若者、特に就職期の女性の社会減が課題となっており、個性と能力を十分に発揮できる若者や女性にとって魅力的な職場環境づくりが求められています。県では男女共同参画計画に基づき、「意識と行動のアップデート」、「職場における女性の活躍拡大」「男女共同参画社会の基盤づくり」の3つの基本目標を柱に取組みを進めており、今年度の具体的な事業や支援制度についてお話いたします。
講演Ⅱ
「フェムテックはもう古い?これからの女性支援とジェンダード・イノベーション」 講師 株式会社日経BPコンサルティング 取締役 中野恵子 氏
【概要】女性の健康を支援するフェムテック(&フェムケア)市場が活況を呈しています。市場規模は約700億円を超え、今後ますます拡大すると予測されていますが、最近は「ジェンダード・イノベーション」という新たなキーワードが注目されています。性差を考慮し女性と男性のウェルビーイング向上を目指すもので、ビジネス機会も広がっています。フェムテックの現状、ジェンダード・イノベーションのこれから、そしてその先を考えます。
申込み方法
【申込締切:令和5年9月25日(月)】
①ご氏名 ②ご所属(会社名) ③職名 ➃電話番号 ⑤メールアドレスをご記入の上、
下記アドレスに送信してください。
メールアドレス: health@tonio.or.jp
【参考】ヘルスケア産業研究会のご案内
少子高齢化に伴う医療・介護の負担が急増する中、健康やスポーツへの関心、健康寿命の延伸などを背景にヘルスケア産業が急速に成長しております。
ヘルスケア産業研究会では、ヘルスケア関連分野への新規参入や新たな製品開発、新事業創出を目指して共に考えていきます。
会員を募集しています
本研究会は、ヘルスケア関連分野への新規参入やニュービジネス創出などの促進・支援を進めます。具体的には、ものづくり産業やサービス産業などを核とし、産学官によるネットワークの形成、会員連携による、さまざまなプロジェクトを進めて参ります。
本研究会活動に関心をお持ちの皆様のご入会をお待ちしております。なお会費は無料です。
詳しくはとやまヘルスケア コンソーシアムのホームページをご覧ください。