開催日 | 令和2年2月21日(金)9時30分~17時00分(受付9時00分~) |
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会 場 | 富山技術交流ビル 2階研修室 (富山市高田529番地 地図はこちら) |
対 象 | 3次元点群処理ロボットシステムへの応用に興味のある初学者 |
定 員 | 先着12名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) |
受講料 | 無料 |
セミナー概要
「とやまロボット技術研究会」では、会員の皆様のロボット関連技術のスキル向上のための各種ワーキング活動を行っております。
近年、3次元計測センサの低価格化に伴い、ロボット分野でも3次元点群処理を活用する事例が増えています。今回のWG活動では、3次元点群処理の初学者を対象に、3次元点群処理の基本的な原理とモデルベース位置姿勢推定技術を解説し、Point Cloud Library(PCL)を使った初歩的な3次元点群処理をPCにて実習します。また、ロボットへの応用として、これまで講師が取り組んできた工業部品のバラ積みピッキングについて紹介を行います。さらに、昨今注目されている人-ロボットの協働作業における作業者の行動予測や工業部品の3次元モデル作成について、簡単な事例を紹介します。
ワーキングの内容
- 講師
東北大学大学院 工学研究科 ロボティクス専攻
准教授 博士(情報科学) 荒井 翔梧 氏 - 内容
■午前 1.概要 2.3次元点群による3次元キーポイント(3D Keypoint)ベース位置姿勢推定
・推定プロセスの概要 ・3D Keypoint ・3D Feature(3次元特徴量)
・ICP(Iterative Closest Point) ・3D Keypointの対応付けと位置姿勢推定■午後 3.3次元点群処理を利用したバラ積みピッキング
・金属光沢物(ボルト)と樹脂成型物のバラ積みピッキング4.PCLによる基礎的な3次元点群処理のPC演習(入門編) 5.3次元点群処理のロボットシステムへの応用例
・人-ロボットの協働作業 ・工業部品の3次元モデル作成
・付録:3次元計測の原理(3次元計測の原理と分類・市販の3次元センサ)尚、パソコン(2人で1台)は、当機構で全受講者分を準備しますので、各自の持参は不要です。
お申し込みについて
参加申込書をダウンロードして下記のFAX番号に令和2年2月13日(木)までお送りください。
とやまロボット技術研究会のご案内・入会について
https://www.tonio.or.jp/info/robotnetwork/