申し込みまでの流れ
サーバーを引越しする時の手続きの流れ (A)
1.「TOYAMAインターネット研究会」へ入会 <ご利用者様>
「TOYAMAインターネット研究会」入会申込書の提出(郵送)
(既に会員の方は省略)
2.独自ドメインサービスへ申し込む <ご利用者様>
「独自ドメインサービス申し込みフォーム」より申し込みをします。
3.独自ドメインサービスのご案内 <当機構>
設定完了日・設定項目等を記載した「独自ドメインサービスのご案内」を郵送します。
4.当機構のサーバー設定 <当機構>
http://www.e-tonio.co.jp/ を引越しすることを例に説明します。
Webサーバーの設定は
・本番設定 http://www.e-tonio.co.jp/(但しDNS切替まで無効)
また、以下の仮設定が有効になります。
・仮設定 http://e-tonio.toyama-smenet.or.jp/(但しDNS切替以前有効)
※http://e-tonio.toyama-smenet.or.jp/は、e-tonio.co.jpドメインからco.jpなどを省いたものをサブドメイン設定したものとなります。
仮設定は引越し前(DNS切替以前)に当機構のサーバーに現在のコンテンツをあらかじめFTPできるようにするための設定です。あらかじめコンテンツをFTPしておくことでDNS切替時、スムーズに移行されます。
仮設定は1ヶ月間の時限設定とします。
5.コンテンツをFTP <ご利用者様>
5.1 仮設定場所にコンテンツをFTPします。
ftpサーバー www4.toyama-smenet.or.jp
ID/パスワード ご案内の設定項目のとおり
5 .2 ブラウザで確認をします(コンテンツ及びCGIなどの動作確認)
http://e-tonio.toyama-smenet.or.jp
※ この時点ではDNSは切り替わっていないので、http://www.e-tonio.co.jp のドメインは引越し前の元サーバーを参照しています。
6.DNSの登録変更 <当機構>
登録申請後2~4日程度で切り替ります。
http://www.e-tonio.co.jp のドメインが元サーバーから当機構のサーバーに切り替わり、 どのユーザーからも当機構サーバーを参照します。
7.元サーバーの契約終了 <ご利用者様>
元サーバの契約終了作業は、サーバー使用開始日から1ヶ月の間に作業を行ってください。
仮設定サーバーの設定は、使用開始日から1ヶ月後、削除します。
独自ドメインを初めて使う時の手続きの流れ (B)
1.「TOYAMAインターネット研究会」へ入会 <ご利用者様>
「TOYAMAインターネット研究会」入会申込書の提出(郵送)
(既に会員の方は省略)
2.独自ドメインサービスへ申し込む <ご利用者様>
「独自ドメインサービス申し込みフォーム」より申し込みをします。
3.独自ドメインサービスのご案内 <当機構>
設定完了日・設定項目等を記載した「独自ドメインサービスのご案内」を郵送します。
4.DNSの変更手続き <ご利用者様>
独自ドメインを取得したサービス会社でDNSの変更手続きを行います。
5.サーバー利用可能
DNSの変更手続き完了後、サーバーの設定作業完了により使用可能状態になります。
ご提供するサービス
TOYAMAインターネット活用研究会では、以下のサービスを提供します。
- DNSサポート
- Webスペースサービス
- メールサポート
1 DNSサポート
独自にドメインを取得すると、サーバ名とIPアドレスを変換するためのサーバが必要になります。このためのサーバをDNS(ドメインネームサーバ)と呼び、2つ以上のサーバが必要となります。TOYAMAインターネット活用研究会では、DNSは合計で3台(接続2系統)用意しています。
対応可能なドメインは次の通りです。
- .jpドメイン (日本語名を含む)
- .comドメイン
- .netドメイン
- .infoドメイン
※ドメインの取得は行っておりません。ドメイン登録業者を御利用ください。
2 Webスペースサービス
ドメイン名に合わせてWebスペースを作成します。URLは「www.ドメイン名」で設定されます。
1ドメインにつきWeb更新用アカウントを1つ発行します。
(1)サーバオペレーティングシステム
FreeBSD 6.4-RELEASE/amd64 UNIX系OS, 64bit バージョンを使用しています。
※サーバのOSはメンテナンスの都度新しいバージョンに更新されていきます。
(2)Webサーバ
Apache 2.2 を使用しています。
(3)Webサーバの設定について
ファイル名の大文字と小文字は区別されます。日本語のファイル名は使用できません。アップロードできたとしても機構では動作保証致しません。
コンテンツは「top」フォルダに設置してください。
- ディレクトリインデックス
次のファイルがあればディレクトリインデックスとして使用されます。
1. index.html
2. index.htm
3. index.phtml
4. index.php
5. index.cgi
ファイルが無い場合は、403 Forbbiden を返します。 - アクセス制御ファイルについて
アクセス制御ファイル「.htaccess」をフォルダにアップロードしてWebサーバの設定を変更可能です。現在フォルダに設定されている Web サーバのオプションは次の通りです。
FollowSymLinks
ExecCGI
Includes
SymLinksIfOwnerMatch設定変更可能なオプションは次の通りです
AuthConfig
FileInfo
Indexes
Options - MIME設定
Apache 2.2 に標準設定されている内容が設定されています。アクセス制御ファイルに追加することでユーザ側で任意追加可能です。 - BASIC認証について
アクセス制御ファイルに追加することでパスワードファイルを用いたBASIC認証をユーザ側で設定できまです。
(4)ディスク容量
提供するスペースは1ドメインあたり1GB。この中には、Webサーバのアクセスログも含まれます。
(5)ログ
Webサーバが記録するログをそのまま提供します。ログは1月単位で圧縮されて保存されます。サーバ上に保存されているログは直前の1月分で月初に更新され順次上書きされていきます。ログを保存する場合は、FTPクライアントを使いお使いのパソコンにダウンロードしてください。
サーバに残されているログには以下の内容が記録されています。
(IP Address,時間,URL,転送バイト,STATUS、UserAgent, Referer)
Webサーバのログを月単位でAnalogで集計(月初に前月分を集計)した結果をWebページ上で表示しています。
(6)プログラム(CGI)の実行環境
- Perl
Perl 5.8 がCGIモードで利用可能 (/usr/bin/perl5)
標準ライブラリとして nkf 及び Jcode.pm モジュールを提供。
このモジュール以外で必要なモジュールがある場合は任意でサーバにアップロードして御利用ください。
※ CGI ファイルは拡張子をcgiとした上で実行属性を追加 - PHP4
PHP 4.4 が CGI モードで利用可能 (/usr/local/php4/bin/php)
※ CGI ファイルは拡張子をcgiとした上で実行属性を追加 - PHP5
PHP 5.2 が Apache モジュールモード及びCGIモードで利用可能(/usr/local/bin/php)で利用可能
※ Apache モジュールモードでは、拡張子をphpもしくはphtml
※ CGI ファイルは拡張子をcgiとした上で実行属性を追加 - Ruby
Ruby 1.8.6 が CGIモードで利用可能 (/usr/local/bin/ruby)
※ CGI ファイルは拡張子をcgiとした上で実行属性を追加 - Python
Python 2.5 が CGIモードで利用可能 (/usr/local/bin/python)
※ CGI ファイルは拡張子をcgiとした上で実行属性を追加 - 共通CGI
アクセスカウンタと、メールフォームCGIを用意しています。 - メール送信用のプログラム
Postfix を使ってメール送信用のプログラムを作成することができます。 - その他の仕様について
詳しくはマニュアルを参照してください。
http://guide.toyama-smenet.or.jp/2007/06/cgi.html
(7)データベースのサポート
- MySQL 5.0
- PostgreSQL 8
- SQLite 2 及び 3 MySQLとPostgreSQLはデータベースは申込時に1つだけ割り当てられユーザでは作成はできません。
Web管理コンソールより管理可能です。
詳しくはマニュアルを参照してください。
http://guide.toyama-smenet.or.jp/2007/06/post.html
(8)SSI
ファイルの拡張子を.shtmlとすることによりServer Side Includeが利用できます。
(9)SSLの対応について
新世紀産業機構が所有するドメインでの対応 (例:https://secure.tonio.or.jp/orig/ドメイン名)。独自の証明書持ち込みはできません。
コンテンツを設定するフォルダは「stop」となります。
(10)インストール実績のあるプログラム
MovableType 及び WordPress のインストール実績があります。
(11)Webスペース更新サポート (FTP)
サーバにはFTPログイン可能です。FTPでログインする際のアクセス元ホストは限定しません。
ディレクトリは自由に作成可能です。
3 メールサポート
Webスペースサービスを提供する時に発行したアカウントに希望アドレスのメールアドレスの割り当てを行います。
(1)メール送信 SMTP
メールの送信は、次の方法をサポートしています。利用しているサービスプロパイダの状況により選択してください。
- POP before SMTP
POP認証を行った後5分間は、SMTP送信をサポートします。(Outlook Express では送受信ボタン、Windows Live Mail では同期ボタン、Thunderbird では、受信ボタンを押した後5分間は送信可能です。) - Submission ポート
サービスプロパイダにより、迷惑メール対策が実施されSMTPサーバへ接続できない場合は、Submissionポートを用いたメール送信を利用できます。 - サービスプロパイダが提供するサーバを利用
サービスプロパイダが提供するSMTPサーバを用いてメール送信することが可能です。
(2)メール受信 POP
POP認証でメールの読み出しをサポートします。
4 コンテンツのバックアップ
管理画面からコンテンツを一括ダウンロードすることが可能です。
システムでは2重化されたディスクシステムの上で運用され24時間に1度バックアップを行っています。バックアップは1週間分別のサーバに保存されています。コンテンツの内容ははバックアップにより保証されている訳ではありませんので、自社で必ずバックアップを行うようにしてください。
瞬電対策としてUPSを接続しています。
5 退会時の注意
退会時には、DNS情報、アカウント、ホームページのデータ、データベース、アクセスログ、受信済みのメールを消去します。