募集について
富山県には、製剤開発や創薬に取り組む製薬企業に加え、医薬品の容器・包装などの関連企業の集積があり、国内トップクラスの「くすり生産拠点」を形成しています。
こうした基盤と地域特性を活かし、製薬企業と容器・包装など医薬品関連企業との連携を強化し、付加価値の高い医薬品、県民・国民から選ばれる医薬品づくり・研究開発を支援するために、「医薬品関連ものづくり研究会」を設置します。
本研究会では、セミナー等で意見交換会や情報共有の場を提供してネットワーク構築に努め、異分野技術のマッチング・相談会、補助金による研究開発支援を行います。
研究会の目的
「くすりの富山」として300年を越える歴史と伝統を有する富山県には、多数の製薬企業や、医薬品に関連する裾野が広いものづくり企業が集積し、「薬都とやま」を形成しています。
富山県は、医薬品産業全体の競争力、成長を一層促進するため、県内の製薬企業と医薬品関連企業との連携を強化し、付加価値の高い医薬品の開発を推進しています。
当機構では、医薬品に関連する新技術・新製品の開発に共同で取り組むネットワークを構築するため、意見交換や情報共有の場を提供することで連携を促進するとともに、両者が取り組むものづくり研究開発を支援します。
事業概要
製薬企業と医薬品関連企業などから構成される「医薬品関連ものづくり研究会」を設置し、以下の各種事業を展開します。
- セミナー等の開催(年3回程度)
医薬品に関する様々な業種の企業関係者がセミナー、ワークショップ等を通して交流、意見交換し、医薬品だけでなく医療現場からのニーズを知る機会を提供します。 - 製薬企業ニーズ、関連産業企業技術シーズの調査、収集
当機構のコーディネーターが企業を訪問して調査、収集し、マッチングを図ります。
※各コーディネーターには守秘義務が課せられており、コーディネート活動において知り得た情報について、提供者の同意なく、第三者に対して提供、漏えいすることは一切ありません。 - 異分野技術のマッチング・相談会の開催
医薬品に関する異分野の技術を展示、相談会を開催し、製品情報、課題等について意見交換を行い、ニーズ・シーズのマッチングを図ります。 - 医薬品関連ものづくり研究開発支援(補助率1/2、上限250万円、支援期間単年度、1件)
製薬企業と医薬品関連企業が、共同で行うイノベーション創出に取り組む研究開発を補助し、技術的な課題解決を支援します。(2019年度補助金公募リンク先)
募集する対象企業
富山県内に事業所を置く、医薬品関連企業及び製薬企業
※新分野展開に興味のある企業・団体・研究機関等、どなたでも加入いただけます。医薬品に関連するものづくり研究開発に関心がある企業の皆様のご参加をお待ちしております。
平成30年度 活動実績
申込方法
医薬品関連ものづくり研究会 申込書(Word)
申込用紙に必要事項を記入し、メール、郵送、FAX等により送付してください。