★支援のコツ FMとやま 2021年4月号

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 2021年4月号

テーマ「よろず支援拠点の紹介」

2021年4月3日放送分

今回は、よろず支援拠点の紹介です。
富山県よろず支援拠点には、多様な分野に精通した専門家が在籍。 経営上の悩みに親身に耳を傾け、抱えている悩みの本質的な課題を明確化するとともに、適切な解決策をご提案します。 さらに、解決策の提示にとどまらず成果が出るまで、寄り添うようにフォローアップ。 課題の大小を問わず何度でも無料で相談できる、中小企業の経営者を「一人にしない」相談所です。具体的な相談内容として、これまでIT活用、広報戦略、広告デザイン、販路提案、商品開発、資金繰り、現場改善・生産性向上、経営知識、事業計画の策定、補助金等の施策活用、雇用・労務問題など多岐にわたっています。中小企業・小規模事業者、NPO法人・一般社団法人・社会福祉法人等の中小企業・小規模事業者に類する方、創業予定の方のご相談、お待ちしています!
ご相談は、本部のほか富山市、高岡市、魚津市、南砺市の県内4か所において、毎月定例日にサテライト経営相談会を開催しています。
富山市は、富山市立図書館で毎月第2水曜日、高岡市は高岡商工ビルで毎月第三火曜日、魚津市は魚津商工会議所で毎月第2火曜日、南砺市は南砺市商工会館で毎月第三水曜日に、いずれも13時から17時まで開催しています。
お申し込みは電話076-444-5605、ファックス076-444-5646、ホームページ「富山県よろず支援拠点」からお気軽にお申し込みください。
また、テレビ会議システムを活用した相談も受け付けています。
詳しくは富山県よろず支援拠点で検索!

2021年4月10日放送分

今回は、富山市で革新的な新製品の質を追求し 市場展開前に課題を探りたい蕎麦屋のお話しです。
蕎麦専門店として安定した人気を得ているものの、それに驕ることなく、来店した顧客に今以上に満足してもらえる「何か」を模索していた相談者。その中で蕎麦ジェラートの開発を思い立ち、平成29年7月に事業化の方法について相談するために富山商工会議所を訪問したところ、当拠点を紹介された。
アイデアは独創的だが手探りの状態。目的の明確化とコンセプト固めが急務。 蕎麦茶を生かしたジェラートを作るアイデアは独創的だが、相談者にとって今回の商品開発は未知の世界。商品コンセプト、レシピ、パッケージ、ターゲット、原価の把握、販売方法等、すべて手探り状態からのスタートでした。そこでコーディネーターは、新商品を開発する「目的」と、商品の味を確定させる「コンセプト」の検討を課題に挙げた。相談者とともに時間軸を定めて取り組んでいくこととした。
当拠点では異なる分野の専門家5名からなる支援チームを編成。マーケティング&スケジュール管理担当コーディネーターは、時系列に計画を推進するための行動方針を提示。食品製造担当コーディネーターは、レシピ確立を推進するとともに、自社で製造を完結することによるリスクを避けるため、富山県内の冷凍メーカーを紹介。試作品制作から依頼するよう提案した。パッケージデザイン担当コーディネーターは、パッケージのコンセプトについての考え方をアドバイスした。さらに支援のきっかけとなった富山商工会議所も交え、個々の専門性を発揮できる支援体制でスタート。それぞれのメンバーの活動状況は随時チーム間で共有し、連携を図りながら遂行していった。
結果、蕎麦屋のスイーツが常連客から好評を得て 売上が10%も拡大した。
人気蕎麦店のオリジナルスイーツとしてメニューに加えられた「蕎麦茶ジェラート」によって客単価のアップにもつながった。メニューの選択肢が増えたことによる満足度向上も効果のひとつと言える。競合店にはない独自商品を創出したことによる自信と誇りが、従来にも増したサービス姿勢を磨く契機となっている。
今回は、富山市で革新的な新製品の質を追求し 市場展開前に課題を探りたい蕎麦屋のお話しでした。

2021年4月17日放送分

今回は、「汐ぶり」の製造技術をマニュアル化するとともに衛生管理面でHACCPシステムを導入して生産体制を確立。悲願であった自社での安定・安全の一貫生産が実現した企業を紹介します。
当社の看板商品である「汐ぶり」は、原料となるぶりの下処理から、塩漬け、乾燥までの一連の加工を地元鮮魚販売店の職人に委託していた。しかし、職人の高齢化と後継者不在のため、今後の安定的な生産が難しくなることが予想された。そこで、職人の技術を継承し、自社での一貫製造を検討するも、職人は経験と勘で作業していたため製造工程のマニュアル化に難航。そのような折、相談者は当拠点主催の販路開拓セミナーに参加。マニュアル化に向けた相談を具体的にしていきたいと食品分野専門のコーディネーターに相談した。
相談者は当初、職人から加工の知見と技術についてアドバイスを求めていた。しかし、コーディネーターがヒアリングした結果、製造工程のマニュアル化はもとより、自社工場で製造するための工場の整備や衛生管理体制が整っていないことが判明。そこでコーディネーターは、相談者の課題を「製造工程のマニュアル化」と、一貫製造体制の確立に向けた「衛生管理体制の確立」、「工場等の生産体制の確立」の3つとし、同時並行的に取り組む必要があると分析した。
コーディネーターは、マニュアルに数値まで落とし込むため、職人へのヒアリングのポイントをアドバイス。原料入荷から加工、保存、出荷までの一連の製造工程ごとのチェック項目、測定項目を落とし込むよう助言した。特に、製品の食感、保存性にも大きく影響する工程は、時間管理も容易にできるよう具体的な作業時間まで含めて設定することを提案。
さらに、衛生管理体制の確立に向けては、企業価値の向上にも寄与できるよう、衛生管理の国際標準であるHACCP導入を提案。あわせて、衛生管理のマニュアルを再編し、従業員に徹底するよう提案した。生産体制の確立に向けては、HACCP導入と相談者が受けている食品の営業許可に対応したレイアウトにできるようアドバイス。その他、製造ロットにより味と食感のバラつきが出ないよう、試食評価を行い、商品改良に関する支援も行った。
結果、「汐ぶり」の製造技術のマニュアル化が実現。衛生管理面ではHACCPシステムを踏まえた体制が整い、それにあわせた生産体制も確立。悲願であった自社での安定・安全の一貫生産が実現した。外注から自社生産に切り替わったことにより製造コストは2割減に、売上は前年比130%に到達する結果となった。
今回は、「汐ぶり」の製造技術をマニュアル化するとともに衛生管理面でHACCPシステムを導入して生産体制を確立。悲願であった自社での安定・安全の一貫生産が実現した企業のお話しでした。

2021年4月24日放送分

今回は、富山市で昨年9月に創業したKさんのお話。
昨年8月にこれまで培った縫製技術を活かそうと縫製メーカーを退職し創業したKさん。
コロナ禍でのマスク不足を懸念し、自分の技術をマスク制作に生かせないかと新たな機能性マスクを考案した。それは、マスクを3つのパーツに分け、口鼻の当たる部分の両端の上下にホックを付けることで下部だけはずせ、簡単に飲み物や食事もできるというマスク。
この製品で特許を取得したらという知人のアドバイスに、富山県知財総合支援窓口に相談したKさん、特許申請は順調にいったものの、さてどう生産し売っていくか皆目見当がつかない。そこで富山県知財総合支援窓口から紹介されたよろず支援拠点に相談。よろず支援拠点ではそれぞれの分野で得意なコーディネーターが対応、まずは商品名、商品ラインナップ、そしてミシン、プレス機の手配、肝心な販売方法、宣伝広報、製造場所、事務所などの多くの課題について、一つ一つできることから取り組むことになった。
まずはネーミング。コーディネーターからできるだけ分かりやすく、なにそれ?と思われるネーミングにしたら?というアドバイスを受け、それなら外さないで飲み食いできるので「HAZUSE MASK」と命名。
そんななか試作で作ったマスクを使ってもらった知人から、「私 金属アレルギーだからこのマスクをすると、痒くなる」と。ホックはコストを意識し、簡単に手に入る金属製の市販品を使用していた。このままだと売れない可能性が大きいとコーディネーターに相談して金属製以外のホックを探すことに。運よく地元大手メーカーの関連会社が樹脂製ホックを製造していることが分かり、交渉の末、プレス機とともに提供してもらえることになった。
そうして課題も一つ一つクリア、あとはどうやって売るか。とりあえずはオンラインネット販売でと、ホームページを立ち上げ、SNSを活用してPRしたものの、はかばかしくない。
そんななか、発明協会主催の発明とくふう展に出品しないかと知財総合支援窓口から声がかかり、出品したところ優秀賞を受賞。これもPRの一役を担うこととなり、好調とはいかないまでも徐々に販売数量も増えることに。今では、県内の雑貨ショップでも販売している。
そして、4月には念願の洋服リペアショップも開設し、徐々にではあるが着実に夢に向かって動きだした。富山市で昨年9月に創業されたKさんのお話しでした。

 

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Tel.076-444-5605 Fax.076-444-5646
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