ヘルスケア産業研究会
少子高齢化に伴う医療・介護の負担が急増する中、健康やスポーツへの関心、健康寿命の延伸を背景にヘルスケア産業が急速に成長しております。ヘルスケア産業研究会では、ヘルスケア関連分野への新規参入や新たな製品開発を支援します。
・セミナー、ヘルスケア研究施設等見学会の開催
・地域の実情に応じたニーズ・シーズのマッチング、医療・介護施設等による実証試験への橋渡し
・専属コーディネーターよるハンズオン支援
・ヘルスケア製品の研究開発への支援 など
第1回セミナー
令和2年9月10日(木)
公益財団法人富山県新世紀産業機構
26名(講師を含む)
レーダーによる無拘束な運動計測とその高齢者の身体・認知機能
公立大学法人富山県立大学 工学部知能ロボット工学科 講師 佐保 賢志 氏
・レーダーによる運動計測・解析
・応用としての自動運転支援システム、健康情報モニタリング技術の研究開発
・歩き方、座り方からの認知機能の評価への適用研究、転倒リスクの検知研究
非侵襲なヘルスケア・モニタリングのためのマイクロセンサ
公立大学法人富山県立大学 工学部知能ロボット工学科 講師 野田 堅太郎 氏
・MEMSを用いたマイクロ五感、力センサとマイクロセンサを用いた
ヘルスケアのためのセンサシステムの研究開発
・人間の運動・生体計測などに関する研究開発
・バイタル情報をモニタリングする非侵襲なセンサシステムで期待され
ているMEMSセンサの応用可能性
第2回セミナー
令和2年12月8日(火)
富山県民会館
26名(講師を含む)
福祉・介護機器開発の高い高い壁と深い深い溝
公立大学法人富山県立大学 工学部知能ロボット工学科 教授 小柳 健一 氏
・リハビリロボット開発における開発側の課題と対応
シーズ側とニーズ側双方のコミュニケーションの重要性
・腕回り・肘回りトレーニング機器、手指関連研究
パワーアシストロボット、アクチュエータ開発と関連する研究
厚生労働省・介護ロボットのニーズ・シーズ連携協調協議会より
一般社団法人富山県作業療法士会 会長 齋藤 洋平 氏
・リハビリの職種・ロボットによる運動療法普及の背景
・日本の介護問題、高齢化問題と介護ロボット
・厚生労働省介護ロボットニーズシーズ連絡協調協議会と富山県協議会について
介護現場の生産性をあげるための取り組み事例報告
社会福祉法人宣長康久会 特別養護老人ホームささづ苑 副理事長施設長 岩井 広行 氏
・介護現場の実例紹介
・介護現場はどうなっているか
・介護現場の責任者はどうしようと思っているか
第3回セミナー
令和3年2月24日(水)
Web形式
18名(講師を含む)
誰もが介護できる社会をつくる~株式会社abaの挑戦~
株式会社aba 代表取締役 宇井 吉美 氏
・排泄ケアシステム「Helppad」の開発背景
・「Helppad」の特徴
・株式会社abaの研究開発、企業ポリシー
勉強会
令和3年2月22日(月)
Web形式
18名(講師を含む)
見守りシステムにおける電波技術の可能性について
- 電波センシングによる生体情報のセンシング、認知機能評価 -
公立大学法人富山県立大学 工学部知能ロボット工学科 講師 佐保 賢志 氏
令和3年3月17日(木)
Web形式
19名(講師を含む)
見守りシステムにおける電波技術の可能性について
- ドップラーレーダー技術の健康情報学応用 -
公立大学法人富山県立大学 工学部知能ロボット工学科 講師 佐保 賢志 氏
研究開発プロジェクト
ヘルスケア製品開発加速化事業
産学官が連携して自社の固有技術シーズを源泉とする、新たなヘルスケア関連商品製品の試作・実証を支援します。
第一編物株式会社
「ナノファイバー模擬皮膚材をベースとしたヘルスケア用品の開発」(拡大できます。)
株式会社オーギャ
「歩行訓練用ポータブル足裏荷重分布検出センサセットの開発」(拡大できます。)
株式会社エクシーズ
「一般向け嚥下機能スクリーニング装置「試してごっくん」センサー及びシステムの開発」
ヘルスケアイノベーション・チャレンジプログラム
利用者視点による製品の開発に向け、「とやまヘルスケアコンソーシアム」が設定した介護施設等の現場ニーズに基づく、具体的な製品テーマに関する製品開発を支援します。
ケーシーアイ・ワープニット株式会社
「経編編成技術を用いた介助側の身体負荷軽減につながる介護服の開発」(拡大できます。)
株式会社シキノハイテック
「画像処理・各種センサ技術を用いた高性能見守りシステムの開発」(拡大できます。)